何回も絶頂を迎えた身体、まるで意識が自分の身体が離れたようなところで浮遊してしまうの、縄が解かれて、何度も深呼吸してやっと、自分の身体に、自分の感覚が戻ってくる。
ゆっくり、呼吸できてると思えば視野がふわって広がって、頭を撫でられているのに気が付く。「きつかった?」って優しい目で聞くひろくんは、すでにひろくん。こくっ、こくっ、って頷きながら、お胸にお顔、おずけちゃう。
胸の中で、ひろくんの心臓の音も聞こえるようになると、くすぐったいような感情、また別のやりたいことが頭の中をめぐり始める。指先をひろくんの胸から首、顎に優しく這わせながら、唇をなぞって、ふふ、「舐めたいの、」ってお願いしちゃう。その私の口からは、少しずつまた熱のこもった息も漏れ始めていて。
そんな、私のとってもはしたないお顔、覗き込みながら、「いいよ。」とひろくん。やった、って、私の手は、すぐご主人様の大事なとこ、まさぐりはじめる。だってさっきから、固いのあたるんだもん…。そのままお顔もすぐ持っていこうとする私を制止して、「そこは、最後だよ、全身舐め終わってから。」と。
「はぃぃ…。」と少し頬を膨らませるけど、全身舐めるのも、全然苦痛じゃないの。よだれが出るほどご主人様の大事なところも魅力的で、すぐにでも触りたくってたまらないけど、けど。全身に舌を這わせるのもとっても大好き。
ご主人様の唇の上、私の唇を上から優しく重ねたあとは、頬からゆっくり、体温を感じるの。少ししっとりした肌、柔らかさ、温度を確認するように、私の舌と指先は身体中をなぞって。たまに反応するご主人様のこと確認できればとても嬉しくって、私の心臓も、高鳴っちゃう。
全身、ご奉仕させていただいた後、は、大事なとこ、「いいですか?」って許可貰って。勿論、それまでも丁寧に、していたけど、やっぱりここは特別、丁寧に愛撫しちゃう。
美味しい、嬉しい、もっと、もっと。私のお顔もどんどんいやらしくなっちゃう。私の手で、お口で興奮してくださるの、もっと感じてほしくなっちゃう。ねぇ、もっと、私で興奮してください、って、思っちゃう。。
夢中になってご奉仕して、だんだん高まるご主人様、とうとうお口の中で、ご主人様の興奮したの、飲み込めて。零れないように、ちゃんと私の身体に、飲み込まれるように舐めとった後は、いやらしい味ね、って、目を合わせて笑いあう、時間。とっても幸せ。
ご主人様のお顔の前まで、這いあがれば私の髪をまた撫でてくれる。ふわふわ、また浮遊する、私…。
「さ、お風呂はいろっか。」
シャワーを浴びて準備すれば、チェックアウトの時間でした。