旅館についた私、我慢できない。「虐めてください。。」ってなんどもお願いしちゃう。でもこの言葉を最初に言うとき、私はいつだって恥ずかしくなっちゃう。目の前にご主人様がいて、息を荒げる自分を感じて、欲しい気持ちは強くなるのにおんなじくらいそんな自分を恥ずかしく思っちゃう。
なので、声にならない声から、ちゃんとした「お願い」をするまで、何度も言わされちゃう。
だからそれが伝わった時には既に限界のような気持。やっともらえる、って、身体を悶えさせながら、「何して遊ぼうかな。」って言われたのを耳にした時には、身体がガクンッって堕ちちゃいそう、熱い息も一緒にきっと、漏れてしまってそうね。
「今回は少し、面白いことしてみようか。」って、発情する私の目の前に持ってきたおもちゃを並べ始めるご主人様。それらが視界に入るだけでも、息絶え絶え。
一通り並べ終わってご主人様が口にしたのは、「虐められたいんでしょ?ほら、選んでご覧。」っていうまさかの言葉。。少しパニックを起こす私、、、その言葉をゆっくりかみ砕けた後でさえも、すぐには選べない。
これされてみたいけど、いきなり選ぶのはちょっとな、、って真面目に考える私も、思いっきり発情して何も考えられない私も、同時にそこに存在してる。余計にパニックになって、選べなくってひたすらに息を荒げてしまう私に、「選ぶんだよ。」って強い言葉をかけるご主人様。
追い詰められた私が選んだのは目隠し、でした。
前々からお話してるかもしれないけれど、視界を遮られると、他の感覚が敏感になるから、いつも見えている世界ではないところを見られるような気がして、好きなんです。
「これが好きなんだね。」って、目隠しをされれば勿論、何も見えなくなっちゃう。「そうだ、これもしておこっか。」って言われてされたのは、ボールギャク、でした。付ける前にそれが何か、意識させられる様なご主人様の言葉や動きもあったような気がする。お口開けるのをいやいやしたけど、やっぱりそれはちゃんと、はめられちゃった、んです。。
目隠しに、ボールギャク、耳元からはご主人様の責めたてる声…
苦しい、ってなってる私の首元に当たったのは、
ご主人様の指。
そこまで何度も逝きそうになってたけど、我慢させられ続けて、少しずつ身体の自由を奪われて、呼吸も奪われたその瞬間、
今回初めて逝かせて頂きました。