6.事象の地平線の、逝きつく先は。 - スポンサー広告調教
2ntブログ

魅せられて。

私達のお部屋へようこそ。

このブログは、とあるSadとMasの二人が出会ったことで動き始めた時間を切り取っています。

主にMasが書いています。

調教の内容や思い、その他日常、などなど。

以下がカテゴリ。Sad側が書いたものは全て「SadismusSide」になります。

調教。  想い。  保呂草くんとの時間。  日々のこと。  その他。  SadismusSide

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

6.事象の地平線の、逝きつく先は。

首輪を差し出してお願いする私。そんな私を見降ろすご主人様の顔は、とっても楽しそう。
「そう、首輪、つけてほしいの。」意地悪な口調で言われれば、それだけでも逝っちゃいそうな私の身体。差し出した首輪を手に取るご主人様、ゆっくりと、私の首にそれを回して。ヒンヤリとした金属の、重さ、がゆっくり首に伝わってくると、恥ずかしい声が思わず漏れちゃうの。

ご主人様のもの。
そう実感できるこの瞬間、大好きなんです。 さらにこの日ははじめて、首輪にリード、を繋いでもらいました。そんな状態で、洋服を脱ぐように言われます。すごく深いところにいるはずなのに、私の中にまだ残る羞恥心が、洋服を脱ぐことを拒みます。「脱がせてあげようか?」という質問に、コクンと頷き、甘えさせて、もらいました。まだまだな、奴隷ですね。

ご主人様が私の洋服を脱がせるときは、いつだって、丁寧。雑になんか、脱がされたことがありません。一枚ずつ、脱がせてくれて、それを綺麗に畳んで、床においていってくれるの。なんでもないことかもしれないけど、そういうところとっても嬉しい。喜ぶかなって、思って買って、着てきた洋服。ぐちゃぐちゃに放られたら、きっと寂しくて悲しいな。

ショーツ一枚を残し、「ちょっと待ってるんだよ。」というご主人様。スーツケースを広げています。
中から出てきたのは、見たことない数の、縄。旅行に行く前から、したいねって話していた、吊り。
とうとう、されちゃうんだと思うと、まだ縄が身体に触れてもないのに、どんどん厭らしく発情しちゃう。我慢できない身体、自分じゃどうにもならない身体。「ほら、おいで。」勿論四つん這いで、ついていきます。リードを引かれるときには、もうきっと、そのどうしようもない身体をどうにかして欲しいって、思ってるからかな。引きずり回してほしいって考えちゃった。ぐって、引かれる度に、身体の芯のところが震えて。気持ちよくてたまらない。まだ始まったばかりだっていうのに、酔いしれてしまっている身体を少し戻させたのは、ひんやりとした木の床と、波の音。連れてこられたのは、部屋についてる露天風呂でした。

その露天風呂は、二人で入るには充分すぎる広さ。海が一望出来て、とっても綺麗なの。洗い場はお風呂の数倍の面積があって、その全てを覆うように、木の屋根が付いてる。その屋根には、重なる梁。そのうちの一つの梁に、縄、がかけられていて。
その下に立つように言われました。

震える脚で立つと、後ろ手に組むように言われます。ゆっくり、言われた通りに腕を後ろに、回します。滑り始める縄は、手首から、腕へ、胸へ。私のはしたない身体をぎゅっと、締め上げていくの。そのたびに漏れる声は、すぐ下を走る歩道にもきっと届いてしまうはず。潮風さえも私を辱めているようでたまらない。気が付いたら、つま先立ちになった状態で、上半身と梁を繋がれていました。不安定になった体を必死で支える私の足先。隠すことなんてできない。支えようとふらつくたびに縄が身体に食い込む。そしてそのたびに、下着の中を汚してしまいます。何かを考える暇なんてない、ただただ、酔ってしまうような感覚。そんな状態の私を、今度はカメラのシャッター音が、私を、責めたてて。

本当に、休む暇なんて、なかった。
我慢した身体は限界、すぐにでも逝ってしまいそう、でした。
吊り1

- 0 Comments

Leave a comment