やっとからだが落ち着いてきたところで、ご主人様が近くに戻ってきてくれます。何本か縄を解いてくれて、また少し休憩、、。
気が緩む私、笑顔までこぼれています。
「あ、そうだ。縄脱けでもしてみる?」
ひろくんが、冗談混じりなのか、笑いながら問いかけてきます。最初は本当に言葉の意味がよくわからなくてポカンとしていた私ですが笑、なんとなくわかってきて。
今どうなってるんだっけ?、と確認すると。
肘から下はある程度自由に動くのと、足もフリーになってます。けれどまだ腰と胸には縄が回っていて。すこし体を動かしてみると、思った以上に動かなくって。
まだ冗談だと思って、無理だよ、なんて言っていたのに、「縄脱けするとこ、撮ってみたかったんだよねー。ほら、三分いないに抜けないと大変なことになるよー。」って言われてしまいます。
そんな風に言われれば、一気に焦っちゃう。従わないと、なんとかしないと、って、Mな私が顔を出しちゃうの。けれど、動けば動くほど体に食い込んでくる縄。
あっという間に時間がたって、勿論抜けることなんて、できなかった私に、「あーあ。できなかったねぇ。」って。今考えれば簡単にできることじゃないけど、そのときの私は、「出来なければなにされてもしょうがない、」って思ってしまっています、。
そのまんま、逝きっぱなし、の、催眠かけられちゃう。
すでについさっき、沢山逝き狂ってるんです、私。むり、いや、なんて、抵抗したって、秒読みされたらなるしかない、そのまんま、何度も、また逝きはじめる。
呼吸もうまく整わなくて、なんとか止めてほしくて、けど、「止めてほしいならここまでちゃんとこないとダメだよ。」って、ベッドのうえ、すこし先に座るご主人様。
動くのも大変なのに、逝きっぱなしで、全然動けなくって、でもそこまでたどり着くしかない。震えるからだをなんとか這わせて、ご主人様のところへついたときにはもう、ほんとに、力が抜けてヘトヘトになっていました。
あぐらをかくご主人様の足元で、ゆっくり呼吸を整えます。。