5.ほのかな日光の温かさと、涼しくて乾いた風、それはいつだって。 - スポンサー広告調教
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魅せられて。

私達のお部屋へようこそ。

このブログは、とあるSadとMasの二人が出会ったことで動き始めた時間を切り取っています。

主にMasが書いています。

調教の内容や思い、その他日常、などなど。

以下がカテゴリ。Sad側が書いたものは全て「SadismusSide」になります。

調教。  想い。  保呂草くんとの時間。  日々のこと。  その他。  SadismusSide

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5.ほのかな日光の温かさと、涼しくて乾いた風、それはいつだって。

熱くさせた身体のまま、ふらふらと電車を降りる私。駅には旅館のバスがお迎えに来ていました。
中に他のお客さんもいるのに、隣に座るご主人様に、「虐めて」って小声で言っちゃう私。
「だーめ。」って、さすがに虐めてもらえなかった、(笑)。

疼く身体を必死で隠して外の景色に目を移すと、不思議と落ち着いた気がしてくる。
到着した旅館は、とっても素敵な外観で。思わず「すごいね、」ってひろくんとお顔見合わせちゃう。


入り口をくぐると、窓の奥には海が広がっていて。本当に、素敵な旅館。
「うわ~。」「すごい、」って、感嘆の声がいくつも漏れちゃう。

ロビーに通されて、ひろくんと隣に座ってお茶を飲んで、お茶菓子を食べてる。
ご主人様じゃなくて、いまはひろくん。
やっと落ち着いてきて、ゆっくりしてて、旅館の人もお客さんもいて。
海に向かって全面が窓。とっても綺麗。

それなのに、意地悪なひろくんはまた、私を引き戻そうとする。
すぐスイッチが入ってしまうのを知ってて。

「ここでは、だめなの。」
「ん?なにが、だめなのー?」
さっきと、まるで逆、(笑)。

顔を覗き込まれると、目を逸らすしかないのに。
溢れそうになる何かを抑える私を、楽しそうに見ているひろくん。ううん、ご主人様。
ご主人様とひろくんが、交互に私を翻弄する。この感覚が、大好き。けど、身体はいっぱいいっぱい。

そんなやりとりをしているところに、旅館の方から声がかかります。
なんと、この旅館では、浴衣を選べるサービス付き。お部屋に行く前に、浴衣を選ぶように案内されました。
「お若い方、どれがいい?」
ふふ、洋服を選ぶみたいで楽しい。いろんな色を出してくれる旅館の人と楽しくお話ししながら浴衣選び。
少し離れたところから見てるひろくん、この時は完全にスイッチが切れていて。純粋にその時間を楽しみました^^

浴衣を選んで、、エレベーターに乗って、長い廊下を進むと、ついに。
「こちらが、お部屋です。」

大きい、露天風呂と、広くて綺麗な和室。
こんなところ、泊まったことない。
思わずぽかん、開いた口からは「素敵、」と。
ここでひろくんと過ごせるなんて、なんて、なんて、贅沢なんだろう。
嬉しくてたまらない瞬間でした。


そんな風に感動しているのに、
旅館のスタッフの方がお部屋の説明をしている横で、部屋にある梁に手をかけながら、ニヤニヤ、するひろくん。
今回、梁のあるお部屋を選んでいたんです。理由は、わかるひとにはもうわかるはず。(笑)

その梁に手をかける様子があまりにわざとらしくて、気が付かないふりをするのも大変、なのに(笑)、思わず笑っちゃいそうになる。

スタッフの方が出ていったあと
「ねぇ、ほんとに、ああいうの、だめだって。」
「いや、どのくらいの重さに耐えられるか確かめないとでしょ?」
「そう、だけど、、、。」
やっぱり、勝てません(笑)。

そうだっ、部屋の写真、撮っておかないと、って自分の鞄を探ると、手に触れたのは、

首輪。

抑えてた何かが解放されたかのように写真撮ることなんて忘れて、気が付いたら正座をして、首輪を自分の前に出しご主人様を見上げて、
「首輪、つけてください。」ってお願いしてました。

首輪に触れただけで、深いところの私が顔を出してしまいました。

一瞬、で。

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