やっとついた、ホテルのお部屋。
「きれいーっ」
お風呂もお部屋もとっても広いの。綺麗な部屋で、感動しちゃう。
けど、綺麗って感動していたお部屋から、「疲れたねー」って、窓際の椅子に腰かけるひろくんに目が移れば、体の奥で疼かせていたものが溢れ出てきちゃう。欲動が止まらない、抑えられない。いつだって、私の身体はご主人様の前では嘘をつけないの。
一気に熱を帯びた身体を抱えながら足元に正座します。「舐めたい、我慢できない、舐めさせて、ください。」長い間、映像越しでしかみてなかった、ご主人様の大事なところ。やっと、目の前に、私の前にあるんだもの。興奮しているのを見ると、そんな恥ずかしい言葉でさえもお口から出てきちゃう。触れたくって、舐めたくって、感じたくてしょうがなくなる。
お顔を蕩けさせながら懇願する、我慢できない私を見かねて、ご主人様、「しょうがないね、舐めていいよ。」、って言ってくださるの。今こうやってブログに書いていても、本当に、舐めたい、こんなにこの行為が好きになると思わなかった、ってくらい。
私は息も整わない間にベルトを外して、ズボンと下着を脱がせちゃう。熱のこもったそれを目で捉えれば、私の頭は一気に支配されて。見てるだけなのに、半開きになったお口からは、絶えずに熱い息が漏れて、お顔は上気しちゃう。
舐めていいよ、って言われたはずなのに、しばらくじっと、見つめるの。私の、ご主人様の大事なとこ、目の前にあるのね、って。きっと、嬉しくって、興奮してしょうがなかったんだと思う。
視覚で感じながら、ゆっくり手を伸ばして。もっと近くで熱を感じる。指先で往復しながら何度もなぞって。目の前にもってきて、その熱をたくさん感じる。それでね、掌で覆うようにして、私の顔を近づけて、口づけ、するの。優しく、触れます。指先でその存在を確認しながら、何度も何度も私の唇で撫でるように。
気持ちいいんです、それだけで逝っちゃいそうになる。。
それでね、少しずつ舌を這わせるの。深いキスするみたいに、私の唇も動かしながら、少しずつ私の熱も直接伝えちゃう。二人だけのお部屋、厭らしい音が少しずつ響き始める。覆っている掌でね、ご主人様がもっと、興奮して頂き始めたのわかれば、とっても嬉しくって。けど雑には扱いたくないから、本当に丁寧に、唇、舌を柔らかく沿わせます。
そんな私の頭を撫でながら、「さて、何して遊ぼうかなぁ。」「舐めさせながら、考えよ。」と、ご主人様。
至福の、時間。
飼われてる身としては、頭を撫でてもらえるのはとっても幸せなご褒美、です。
きっと、お顔も少し緩んじゃったんじゃないかな。
舌や唇を這わせるだけじゃ、勿論我慢できない私。
お口にとうとう含んじゃう。両手の掌で覆って、先端をお口でくわえるの。
私とっても気持ちよくて、気持ちよくて、もっと楽しんで貰いたくて。
ずっと触っていたいの、もっと深く咥えたい。
けどなんと、少し我慢してお口離しちゃう。
名残惜しさを感じながら、「ちょっと、待っててください。」って。「どうしたの?」って聞かれるけど、いいから、少し待っててください、って無理やり待たせます。
私、ご主人様に秘密にしていたことがあったんです。